iPadに関する罵倒と考察 [雑記]

この世はげんなりするほどの馬鹿どもで溢れている。今日俺はこの商品の問題点を指摘したサイトが無いかと探したが、そんなものはどこにもなかった。あるのは糞以下のレガー共の呟き。これと過去のオリガミなどの失敗作との区別をまるで理解出来ていない阿呆共。

この商品の問題点はマルチタスクの欠如にある。
もちろん他の問題もあるにはあるが、取るに足らないことだ。(SD、USBスロットが無い、Flash未対応。etc)

何度も言うが、これから電子デバイスを語るとき、大事なのはUIとデザイン、そしていったいそれをどこでどう使うのか?である。スペックも、液晶の品質も、カメラの画質も大勢には全く影響を及ぼさない。それを見なければ、向かうのはゴミクズのそこだ。

ではこの商品はどこで使われるのか。勿論それは大多数の人間が指摘するように、ノートブックとスマートフォンの間を埋めるものだ。しかしだからといってこれがVAIOのPやmbookと競合すると考えるのならば、それは大きな間違いだ。使うスタイルが違うからである。むしろこれはスマートフォンと競合する。逆説的に言えば、スマートフォンの思想に満足しているが、インターフェースの物理的限界に不満を感じる人間が購入する。

何故か?それはこの端末がiphoneと同じOSを搭載しているからか?それもあるが、より注目すべきなのは、これが様々なサービスのクラウド化と密接的に結びついているということなのだ。我々はもはやwindowsと同じ物をモバイル環境下では必要としていない。したがって、x86も必要としていない。大事なのは、より充実したウェブ環境と、操作に多くの面積やデバイスを必要としないUIだ。そしてそこにおいて、スマートフォンとこれの思想は一致する。しかし、やはりスマートフォンであっても、その物理的限界が我慢できない人間が存在する。

電子リーダなのはその典型で、誰も3.5インチ程度の画面でオフィス作業やPDF閲覧、ましてや本の鑑賞など進んでしようとはしない。それはその物理的インターフェイスに不満を感じているからであって、スペックが不足しているから、windowsではないからではない。だからこそ、ジョブスはこの端末を用意したのだろう。

しかしそこに大きな矛盾が隠れている。そしてそれが、この端末は少なくとも今のままじゃ流行らないと俺が思う原因だ。言うまでもなく、マルチタスクの欠如。

私たちがサードパーティ製アプリを使うのはなぜだろうか?言うまでもなく、ファーストやセカンドが様々な事情で行えないアプリケーションを実行するためだ。そしてそれは、PCがPCと成り得た、そしてスマートフォンがスマートフォンとなりえた、要因の大きな一つだ。そしてそれを妨害するあらゆる要素は、排除されなければならない。

残念なことに、appleの製品はそれが成し得ているとは言い難い。appstoreにしろ、マルチタスクの欠如にしろ。(画像編集しながらウェブも見れないとはいい度胸だ。)だからこそ私はこのデバイスに期待した。なぜならばこのデバイスは物理的に、スマートフォンよりも、PCができることをより多く内包するからだ。

しかし結果はこのとおりである。これでは、PCを持ち歩く方が、UIの不便さに、電池の持たなさに耐えたとしても、有益かもしれない。

我々はPCと同じUIのモバイルデバイスを求めてはいない…PCと同じことが出来ないモバイルデバイスも求めてはいない…我々が求めているのは、モバイル機器に最適されたUIを持った、PCと出来る限り同じことができるデバイスだ。


写真だけど、3月頃になっtら上げる予定。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。