酩酊はコールド [N810]

N900のたび重ねる延期に頭はないまぜでいかれててふとみたらexpansysにpalmpreが香港倉庫に入荷しててかいそうになったがよくよく考えると金額が一万UPて高すぎじゃボケで思いつくのは混乱したコードばかり。

NOKIA N900でSNESエミュを走らせ、それを外部出力し、wiiリモコンで動かして実用的に使えている動画。 [N810]

http://konttoristhoughts.blogspot.com/2009/09/snes-on-n900.html
この遠回り感が実に良い。テンションあがってきた。
N900ーー!早く来てくれーー!間に合わなくても(俺の物欲的な意味で)知らんぞーー!

世界は間違いなく変わる。n900によって。 [N810]

http://www.youtube.com/watch?v=RP5R-5NX1BE
今年は間違いなくモバイルの当たり年だ。palmpreに続き、とうとうn900が登場するからだ。
何度もいうが、maemoはwebosと並んで、モバイル界の二大先進OSである。これと比べればiphoneosもandroidもごみくず呼ばわりして差し支えない。そのぐらいこの二つのOSの設計思想は優れている。マルチタスク性という言葉にそれは集約される。

そのくせ誰も彼も今頃になってiphoneを誉めそやす。2年遅いわ!たわけ!凡人は事実に気づくのに、かようにも長い年月をかける。そのくせ自分が多数派に所属していることに優越感を覚えるのだ。
多数派とはすなわち敗北の証である。人間たるものアヴァンギャルドでなくてはならない。そしてそれは常に孤独である。

道を切り開くものが最も偉いのだ。
自分も、せめて道を切り開けないのならば、道を切り開くものが誰かについてすこしでも広めたい。

やっぱり俺の予想は正しかった。NOKIA、maemoに乗換えか [N810]

まあ誰にも想像ついたことだけどね。あんなレガシーOS、使いもんにならんよ。おそらくはiphoneOSも数年後にはそういわれるようになるだろうけど。
http://www.mobile-review.com/review/nokia-rx51-n900-en.shtml
http://gogosmartphone2.vox.com/library/post/n96%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%83%E3%82%AF.html#comment-form
しかしUIが発狂するほどダサいな。maemoはあくまでもあのLINUXベースのホームだったから良かったのに、これじゃあほんと画面のでかいsymbian60じゃん。マルチタスク性が大きく損なわれてそう。
まあこれでSNESやGBAが動けばいいな。WEBも速いだろうし、willcom3Gつないで遊ぶかね。

関連記事
http://maemo.blog.so-net.ne.jp/2009-06-25
http://maemo.blog.so-net.ne.jp/2009-06-26

N810―maemoプラットフォームは何処へいくのか(2) [N810]

Maemoが持つOS的優位性
Maemoが先天的に持つiPhoneOSへの優位性は、完全なマルチタスクの実現と、それをPalmWebOSとは違ったスマートな形で実現している点にある。PalmWebOSのそれがブラウザ的な、マルチタッチに特化したインターフェースを有しているのと違い、MaemoのそれはあくまでもGNONEをカスタマイズした物に過ぎない。しかしそれがタッチオペレーションと比較的な大画面によって、十分に昇華されている。
そして特筆すべきはそのUIがマルチレイヤーによって実現されていることだ。小さな画面と言う制約を受けてきた携帯電話において、その画面とは常にフルで使う物であった。メニュー画面を開くときも、アプリケーションを起動しているときも。しかし、当初より潤沢な画面を有し、Linuxから引っ張ってきたインターフェースを持つMaemoプラットフォームにとって、(NOKIAがこれを携帯電話と位置づけて無かったこともあり)その慣習は全く意味を成さなかったし、実際問題その操作感覚はPCに近い。それでいて、操作感は小さい画面を有するx86PCよりも遙かに容易だ。
そしてこれらの利点にぴったりと当てはまるプラットフォームが去年生まれた。

何故intelとNOKIAは提携したのか
Intelが提唱したCentrinoAtom、そしてMIDの定義は、NOKIAの持つInternet Tabletシリーズと、その使用しているCPU以外はぴたりと一致していると言って良い。Intelの旗振りにもかかわらず、いわゆるMIDと呼ばれる製品はほとんど流通していないし、Lenovoを除き大手メーカも参入していない。もちろんこれは、今のIntelのチップセットとCPUのTDPが、モバイル製品としては極めて高いこととも一因である。しかし究極的に言えば、それはx86である限り、どこまでもどこまでもWindowsの影が忍び寄ることが、MIDの作成を邪魔していると言って良い。OSにWindowsを採用する限り、ユーザーは入力しやすいキーボードを求めるし、少なくとも現時点ではタッチオペレーションに関してもWindowsは貧弱だ。おまけにMIDとしては要求スペックは高く、9年間のOSであるXPさえ動かすのがやっとである。それでもなお、人々はx86アーキテクスチャである限り、Windowsであることを求めるだろう。少なくとも大多数の人間から支持をつかむためには。
もちろん今後IntelがARMに参入する可能性はきわめて低い。今後Intelが取り得る選択肢は、すべてのコンシューマ、高性能を必要とする組み込み無向けの製品を、x86アーキテクスチャで塗りつぶすことだけだ。そしてその一歩として、MIDと呼べる端末を長く作り続け、なおかつ携帯電話産業において圧倒的なシェアを持つ、NOKIAはベストパートナーでは無かろうか?
もちろんNOKIAの考えは別のところにある。iPhoneやWindowsMobile、そしてサムスンの出すsymbian携帯(そして今後はPalmやAndroidにも!)に対し、Nシリーズは商品価値を失いかけている。そしてsymbianの拡張も、日本の携帯のように限界に近づいている。であるからにして、今後Nシリーズの別ラインナップ、そして中核として、近代的なUIを持つMaemoプラットフォームを据えようと考えても、何ら不思議はないだろう。リークされた、N900のスペックが、それを如実に物語っているだる。5MPのカメラや、トリプルバンドW-CDMAなどは、今のNOKIAのハイエンド、N97とほぼ同スペックであるし、そしてそのほかのほとんどの部分ではN900が上回っているからだ。(しかし液晶サイズは前モデル比ダウンサイジングした!)そして更なる差別化として、アーキテクスチャにx86を導入すると言うことも十分にあり得るだろう。しかしそれは、iPhone対抗ではあっても、決してIntelが提唱するMIDではなく、あくまでも電話の域を出ないものだ。既にNOKIAはMaemoプラットフォームへ、PDAとしての矜持を捨てさせ、ハイエンドスマートフォンへの脱皮を図らせようとしている。そこに、Intelと、Nokiaのずれがある。

続く。(予想と反して3部立てだ!)

N810―maemoプラットフォームは何処へいくのか(1) [N810]

今回は連載でいきます。あと口調をimpress風にしてます。コスプレ。

Maemoプラットフォーム(と、それを採用した製品)は、ノキアの発売する携帯電子機器群の中でも奇異に見える存在である。元来からノキアが採用してきたハイエンドからミドルレンジをカバーするs60プラットフォーム、ミドルレンジをカバーするs40プラットフォーム、ローエンドをカバーするs20プラットフォーム。ノキアの製品のほとんどはこの内のどれかに所属し、またその製品は膨大である。これは企画の共通化を図ることにより、コストダウンを行うノキアの企業戦略と合致している。
しかしmaemoプラットフォームに所属する製品はそうではない。このプラットフォームに所属する製品はこの3年間で3つしか発売されておらず、そのいずれもが爆発的なヒットを遂げているわけではない。にもかかわらず、ノキアはこのプラットフォームに対し、他プラットフォームとそう変わらないアップデート頻度でソフトを更新しているし、また今後も製品を出すことを検討しているように思える。彼らの企画の共通化と大量生産によるコストダウンという戦略から完全に外れたこれらの製品を、ノキアが保有し続ける理由とはなんであろうか。

ノキアは何を恐れているのか
これは完全に筆者の憶測だが、おそらく事実もそう変わったものではないだろう。ノキアは当初このプラットフォームを、携帯電話によるwebサービスに満足できないデジタルサイネージ向けのアドプログラムとして捉えていた。当時の携帯電話機は、液晶はQVGAサイズであり、また回線速度も遅かった。よって無線LANと高解像度液晶を搭載したWEBコンソールというものは、従来PalmやWindowsMobile、そしてUMPCらによって行われていたことを、奪回するために作られたといってよいだろう。普段は無線LANにて間欠泉的利用を行い、いざというときは電話機に繋いでネット接続やPCメール管理を行う。それを統合的プラットフォームにて提供しようとしたわけだ。それの実現には、(特にWEBブラウザという面において)従来のsymbianでは不十分なために、debian系列のLinuxが採用された。この順番を忘れてはならない。
当時においてはこの考えは通用した。しかしあるデバイスの登場によって、それは打ち破られた。iPhoneである。

PDAの絶滅 
PDAの存在は、携帯電話の高機能化と、Palmの停滞によって間違いなく衰退に向かってはいた物の、それをすべて灰燼に帰してしまったのは、iPhoneであると言うほか無い。この全く新たな、革命的なWEBブラウザーとそれに付随するパケット通信機能を有したこの携帯電話は、 2G、3Gの通信網を持たないPDAをことごとく窮地に追いやった。
しかしN×××系は、一見古典的なPDA端末そのものであったのにもかかわらず生き残った。それにはいくつかの理由が考えられる―iPhoneと同じか、もしくは優れてるとすらいえるWEBブラウザーを有していたこと、解像度がWVGAと当時としては空前絶後といえるほどの高解像度であったこと。そして、debian系列のリッチなOSをもっていたこと。等々。そしてこれらはiPhoneの特長そのものでもあった。
結論から言えば、iPhoneが成したそれらの革命的なソリューションすべては、すでにノキアのN×××系にてすでに成されていたと言っても良い。ただ一つ、パケット通信機能を除けば。そしてそれこそがこれらすべての機能の核心ではなかったのか?先ほどあげた長所も、それらに打ち消されるとしたら?
もしそうであるならば、既にノキアはミスを犯していたのだ。電話機に付随する高機能PDAというものは、前時代の遺物を全身に背負っていた。いくらその機能が革新的であろうとも、リッチであろうとも、そこに爆発的ヒットを望むのは難しい。であるからこそ、N×××系は、日陰の道を歩まざるを得なくなった。ある部分では革命的なソリューションを持ちながら。

ノキアの目指す逆襲
しかしその敗残者を、ノキアは切り捨てなかった。それどころか、そのOSはOpenGL2.1をサポートし、さらにマッシブな物となる。さらに、この不況期において、利益が激減したノキアはマイナーチェンジを乱発しているにもかかわらず、次機種では全面的なモデルチェンジを行う。明らかに、その売り上げと比例しないほどの費用をこのプラットフォームに掛けている。
それは、今後ノキアが目指す世界戦略において、偶然ながらこの機種の存在が必要不可欠な物となったからだ。、そして今後N×××系は、今までとは全く違った役割を担わされることとなるだろう。それはあっけなく討ち死にを食らったiPhoneへの対抗策の一つでもあるし、今後の携帯電話アーキテクスチャの未来を占う、真っ先に引かれるくじの一つともなるのだ。

続く。

VGBAのメニューボタンについて [N810]

少しは役に立つことを書こうか。くだらない写真ばかりではなく。

さて、N810にはVGBAというGBAエミュレータが存在している。このアプリはとうとう今年の1月、約3年の歳月を経て、ようやく音が出るようになったという、foveonセンサー並みの改善度の遅さを誇るアプリであるが、こいつのメニューボタンのだしかたが最近まで私には分からなかった。
公式ページのどこを見ても書いておらず、そのおかげで一部のオートセーブに対応していないゲームができなかったのだ。(手動セーブが行えないため。)ようやく分かったのは今年の1月のことである…。

メニューボタンの出し方
1,windowモードにする。
2,左上の端も端をタップ。

これでメニューが開けるようになる。FPS表示や、タッチボタングリッド表示なども行えるようだが、正直いってあまり意味はない。なぜならば現状このアプリ、まともな速度で動かないのだ。(大体9~16fps)symbians60端末はこれより低いスペックで動くのにねえ。

ただ、次のmaemo ver5でチップセットに組み込まれているPowerVRがサポートされるかもという情報もあるので、それによる動作速度アップを期待したい。本来ならば強力なCPUを搭載した後継機がほしいところなのだが。

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