palmpreファーストインプレッション [Palm]

つくづくUIは良く出来ている。はっきりいって、現在あるすべてのモバイル向けOSの中では、もっとも基本が良く出来ている。しかし荒削りなのは否めない。しかし、先進的だ。

WEB。爆速。iphone3GSと並び、今最も早いスマートフォンであることはおそらく確定。(日本ケータイはよう知らん。)特にブラックベリーで最もストレスがたまった、2chのような大量のテキストが配置してあるページが極めて早くなった。しかし、横画面にするとブックマークが開けないのは大きなマイナス。

メール。基本はブラックベリーとかと同じでアカウントとパスワードを入力すれば自動でsigninする仕組みになっている。プッシュは良くわからない。少なくとも現状大きな不満はない。

マルチタスクは評価が難しい。今のところ、音楽を流しながらWEBを閲覧すると、リロード時など負荷が高いときにブチブチ途切れることがある。後一回、勝手にシャットダウンした。(そのときは、youtubeとmusicとWEB3ページ起動。)しかし再現性はないので、なんともいえない。アップデートに期待。

音楽。イコライザすらない。(カメラもそうだが、機能がシンプルすぎる。)ただ音質は悪くなく、ブラックベリーのようにホワイトノイズがひどいということもない。Ipodでの音質に不満を覚えないならば、普通に使うことが可能だ。

タッチスクリーン。個人的な意見だが、俺は静電容量式のタッチパネルはあまり好きではない。良く出来た感圧式のタッチパネルは、間違いなくそれに勝ると思うからだ。日本ではシャープがおぞましいようなさわり心地のタッチパネル機種を作りまくったせいで評判がよくないが、触れる機会があるなら、N810とかを触ってみてほしい。
で、静電容量だと3.1インチは少し小さいような気がする。あと下のジェスチャーエリアでトラックボールじみたことが出来たらいいのになとも思った。

キーボード。ブラックベリーには間違いなく劣るが、まあサイズ観念からすれば致し方ない。少なくとも普通に使うことは可能だ。しかし5wayキーはバーチャルでもいいからほしかった。

サイズ感は非常に良好で、つるつるとした黒い石を持ってるような感覚だ。しかしストッラプホールがないのは減点。落としやすいなんてもんじゃない。あとUSB端子は 最   悪

総評
全体に貫かれているコンセプトは、”最適化されたスモールコンピュータ”だ。これはUMPCのようなただ小さいだけではなく、そのUIを抜本的に変えて、実現されている。実際使用していると、モバイル機器だからと言い訳を自分にすることがなくなる。なんでもこれで出来るのでは?と思うのだ。(実際はそんなことはないのだが。)
荒削りだが、ガラパゴスにまっしぐらのiphoneよりも、汎用なあまり魅力を失っているandroidphoneよりも、私はこれを支持する。(しかし、N900欲しいなあ!)

今のとこ出来てないこと [Palm]

palmprofileの作成(なぜかさいごではねられる)
日本語ロケーション設定
野良アプリ入れ

PCのUSBが不調なのが痛い。

でけたでけた [Palm]

PalmPrever1.3.1パッチのいれ方(WinvistaUACoffにて)
1、バッテリーを抜く
2、ボリュームボタン上を押しっぱなしにする
3、USB端子に突っ込む(起動する。)
4、webosdoctor立ち上げ、クリックしていく。
5、フラッシュメモリに書き込んでいるような絵がディスプレイに表示されるまで押しっぱなしにする。
6、終わり。

コツ
バッテリーを抜いてリセットしておく。
ボリュームボタンはずっと押しておく。
失敗したらそのつどUSBは抜け。

到着早々神の怒りを食らう。 [Palm]

浮気した罰が当たったのか、palmpreのパッチ当てが不可能な件について。

具体的症状
繋げてもつながってねーよボケと返される(これは報告済み)
バッテリ抜いてリブートするとたまにパスするが6パーセントでフリーズ→ブルスクコース
USBモード(volumeキーの上を押し続けながら、電源ON)にしても意味がないどころか、症状が悪化。PCも認識しているかどうか微妙なライン。

とりあえず明日学校のXPマシンで再現する予定。駄目だったらパンツに返還申し出てみるか。無理だろうけどな。
以下写真(なお起動はする。もちろんプロファイル画面で突っぱねられるが。)
PB250532.JPG
PB250533.JPG
PB250530.JPG
PB250534.JPG
パンツはドイツ→日本の電源変換プラグをおまけしてくれる模様。粗末な代物だが、ありがたい。

PalmPre購入 [Palm]

もう予約を待つのは止めだ。心臓に悪い。

Palmpre 日本語化成功。 [Palm]

http://mini.x0.com/
僕は今感動に打ち震えておるのだ。それが他人のふんどしであろうといいじゃないか、メーン。
PSエミュレータも動く時点で買うしかないだろ?なあ?
たとえろくに遊びもしないとしても!

あーとはIME~だーれかAnthy移植して~(スーパー他力本願)

Palmpreと、appleの危機感 [Palm]

palmpre、日本語表示可能。
http://hal9.blog3.fc2.com/blog-entry-102.html
 おそらくPalm社が描いている筋書きは、SDKを秋に公開、そして来年初に全世界展開(とAT&Tに販売)と言うところだろう。個人的には、そううまくいくかどうかについては懐疑的なのだが、それがベストであることは疑いようがない。
 それにしてもSprintはずいぶん必死だ。ここ数年T-mobileやAT&Tに一方的にやられてきただけに、ようやく入った切り札に対し、しがみつきすぎているような気がする。恐らくそれは、palmにとっても、sprintにとっても、幸せな結果をもたらすとは考えにくいのだが。

 昨日、WWDCで気になったのは、随分とappleはPalmpreを意識しているなと言うことだ。どっかのバカが、先行者利益や、自らの後出しじゃんけん、ハードウェアキーボードやタッチパッドなどについては全く取り上げず、たいしたことがないと言っていたのは失笑物であったが、どうやら頭が膿み腐れたアップル信者と違い、appleはかなりの危機感を持っている。appleが扱き下ろす物は、appleが対抗意識を持っている物と同議であるというのは常識だが、今回のそれはまさしく象徴的であった。先日発売されたプラットフォームのアプリの少なさを取り上げて批判したのだから。(おまけにpalmOSの膨大な遺産を無視して!)

 そしてこれは、もしもWebOSがある程度のシェアを築いたとき、そのアプリ増大ペースが恐ろしいこととなるであろうことを示唆している(危機感を持っている)と見てよい。何故ならばWebOSの開発言語であるjavasprictは、iphoneの開発言語よりも遙かに開発者が多いからだ。もちろんこれは夢物語であるが、その可能性をappleは恐れている。

 そして、iphoneのOSは、もはや時代遅れになりつつある。マルチタスクに対応していないというのは、今後間違いなく忌避される原因となり得る。ソフトウェアが増えれば増えるほど。他OSのタッチオペレーションもだいぶ成熟され、iphoneのそれと大差無くなってきており、(カメラUIに至っては、なんと他OSのほうが遙かに進んでいる有様だ!)それによってiphoneを買うということもまずなくなるであろう以上、このままではアプリケーションの多さという先行者利益のみでしか、appleは優位性を保てない。そしてその優位性がPCと違い、もろく、崩れ去りやすいことは、Palmがすでに証明している。

 まあもっともその心配はいらないだろう。パクリの天才apple(これは褒め言葉だ。)だから、それはそれは見事なまでに他OSの長所をパクリきるだろうから。そうなったら、今度私はPalmを買うのをやめ、アップルの製品を買うかもしれない。手に入りやすいのは圧倒的に後者だし。

私がpalmpreに懸ける思いについて [Palm]

だいたいが世の中にはアホが多すぎる。この機種が発表されたときも、iphoneが発表されたときもそうだった。字面とカタログスペックだけ追いかけて、何が分かるというのだ。(但しすでに出ているOSである場合除く。)

よくよく、新しいOSが出たときには注意しなければならない。もはやUIを考えずして、その機種を評価することは不可能だ。カタログスペックが、”何ができる”であるとしたら、UIは”何が行いやすいか”を担当する。かつて、先進的な機能を持ってしても、そのUIの劣悪さ故に評価されなかったものはいくらでもある。それらに足りなかったのは人への配慮である。それを持たない物はヒットしようがない。

で、このPalmWebOSについて、評価が低いか、あるいは全く見過ごされていることが多いのは驚くべきことであるとしかいいようがない。大抵がこの機種をOSXや、androidの周辺に存在する亜種であるとしか見なしてないがごとく。また、このOSに隠されたPalmの哲学に気づいてない物の多さも。

Paimが、当初その哲学としていた物は、限られたリソースを、効率よく使うと言うことである。一見リッチに見える、このOSを、旧palmユーザーが非難するとき、この考えは良く持ち出されるが、まったくもってナンセンスだ。もはや世の中において、貴重なのはマシンパワーではない。マンパワーである。複雑化するソフトウェアは、かつてに比べ、遙かに作成することが難しくなっており、またますます肥大化する端末上の情報を引き出すのにかかる労力は、今後も増えていくだろう。そしてこれがUIの存在意義がますます肥大化する原因である。いかに効率よく、人の手を煩わせないOSを作るか―それが今後求められるニーズだ。

ようするに、すべての場所のデータを検索可能なユニバーサルサーチも、開発しやすいweb環境によるプログラミングも、様々な情報を束ねる一括同期も、そして今までの物とは一戦を画すマルチタスク管理システムも、すべてはその哲学に帰結するのだ。そしてなぜかこれらについて語られることはほとんど無い!なぜか語られるのは、WEBの早さであったり、マルチタッチシステムであったり、フルキーボードであったりする。そして彼らはそれのみを見て評価する…。挙げ句の果てにはこれはiphoneとandroidの間に埋没するだろうなどと抜かす。このOSが持つ、かつてのiphoneOS並みの衝撃、英知を、彼らは未だ得ていないのだ。まるで聾にでもなったかのように。

PalmWebOSは少なくとも今現在見る限りでは、そのUIについて、他の携帯用OSと比べ、3年は先に進んでいる。もしこのOSが商業ベースに乗らなかったとしても、他のOS開発者はこれを目標に自OSの開発にいそしむに違いない。

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